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ハズバンダリートレーニングについて考えてみた

2019/02/11

ちょっとこの前、Twitterでつぶやいた事のまとめでもしようかと。

 

ハズバンダリートレーニング

数年前から、テレビやネットで目にすることがある言葉ではないでしょうか。

ハズバンダリートレーニングとは、日本語訳で「受診動作訓練」。

動物園や水族館などで、動物たちの健康管理や飼育管理、治療や投薬をしやすい体勢・行動を覚えてもらう事で、人も動物も安全に行えるようにすることが目的です。

今までは体に負担のかかる麻酔を使わないと出来なかった事も、ハズバンダリートレーニングを取り入れる事によって、麻酔を使わなくても出来るようになるなど、動物にやさしい方法なのですね。

これが、最近は犬のしつけでも言われ始めています。(猫もいわれています)

犬に向けたハズバンダリートレーニングは、診療だけでなくトリミングサロンや家でのお手入れなども含まれています。

私としては今までも「慣らした方が良い事」として上げられていた事に名前が付いたという感じです。

犬(飼い主)だけでなく、獣医や看護師、トリマーなどのスタッフ側も犬への負担が少ない扱い方を考えるようになりました。

ぶっちゃけ、「今更かよ!!」という感じなのですが…

今までも、対処はしてきた

犬や猫は、動物園や水族館の動物よりも、距離が近いですね。一緒にいる時間も多いです。

私は、ドッグトレーナーという仕事をしていて、色々な相談を受けていますが、体を触る事に関するトラブルってかなり多いんです。

動物病院とかトリミングサロンで嫌がるというだけでなく、普段の散歩後の足拭き、家でのブラッシング……たいがいは嫌がっていても気にせず強引にやっちゃってます。そして悪化するパターンです。

病院やサロンでも、嫌がっている子などには「慣らしておきましょう」とアドバイスをされると思いますが、多少嫌がっていてもなんとかなっているうちは蔑ろにしやすいです。

注射の時など、安全に作業を行うために、「保定」をしますが、何をされているのかわからない状態で身動きが取れないというのはやはりストレスになりやすいです。

多少暴れようとしても抑えていられるうちは何とかなりますが、これが続くと、嫌がり方が激しくなっていき、特に大型犬などだと最終的に抑えられなくなる事もかなりあります。

完全に手に負えなくなってから慣らし始めるのは、正直遅い。後手に回りすぎです。

予防が大事

何もしなければそのうち嫌がるようになります。

嫌がりが出ていないうちに手を打っておきましょう。

パピートレーニングなどでも、最近は体を触る練習を教えているところも多いのではないかと思うのですが、ただ全身を触るだけでは、足りないところがあります。

実際の状況を具体的に想定したトレーニングをしていけると良いと思います。

犬に教えたい受診動作は、大きく二つあります。

一つは、「座る」「伏せる」「横になる」「仰向けになる」などの様々な姿勢や、「足をあげる」「台の上に乗る」などの行動を教える事。

もう一つは、トリミングや治療などの作業をしている間、どこを触られてもそのまま動かないでいる事。

「動かないでいる」ためには、触っても平気なように「慣らしておく」事も必要になってきます。

教えておくと役立つもの

必要なトレーニングは、その子によって変わります。

また、保定の仕方などは、きっちりと決まったものがあるわけではありません。普段お世話になっている動物病院やトリミングサロンで、スタッフさんがどんな触り方をしているか、保定するときにどんな保定をしているかなどを見ておいて、その姿勢に慣らすと良いでしょう。

<動物病院>

保定の姿勢、目のチェック(あかんべえ)・口を開ける・耳をめくるなど(触診)

保定は、体に覆いかぶされたり、身動きが取れない状態が苦手な子が多いです。

また、顔周りを触られている間、オスワリやフセの姿勢でいられたら素晴らしいですね。

<トリミングサロン>

足を持ち上げる・足先を握る(爪切り・バリカン)、顎下の毛をもつ(顔カット時に持つところ)

顔カットの時、顎下の毛をもつことがほとんどです。実際に、レッスンでも顔カットを嫌がったという仔犬がいて、顎下を持つ練習をしたら、次は大人しく出来たという事もありました。カット中に動いて怪我をしても大変なので、プードルやシーズーなど顔カットのある子は是非やっておきましょう。

<その他>

仰向け抱っこ(リラックスポジション)

家でのお手入れは、仰向け抱っこが出来ると色々便利です。歯磨きや爪切り、足先・脇などのブラッシングもしやすいです。

大型犬は伏せやゴロン(横になる)でもいいですね。

オテ、オカワリ、オスワリ

特に嫌がりやすい前足の足拭きにはオテ・オカワリが便利。

首輪を掴まれるのが苦手な子は多いです。首輪・リードの着脱時にお座りするように教えておくとやりやすくなります。あるいはコマンドで犬の首を人の手に近づけさせる事を教えてもいいですね。

穴(輪っか)に顔を入れる

洋服やハーネスで、首を通すタイプのものを身に着ける時に役立ちます。無理やり通すのではなく、自分から頭を通すように教えてしまうと楽です。

 

まとめ

今までは、多少強引にやってもそれで何とかなっている子もいたかと思いますが、犬には負担がかかっています。

今は大丈夫でも時間とともに抵抗するようになるかも。何も対処せず犬に我慢をさせるのは人の怠慢です。

犬にやさしい環境づくりの一環として、ぜひハズバンダリートレーニングを取り入れてみてください。

教え方を知りたいという方は、ぜひレッスンを受けていただけたらと思います。


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